2018年5月18日金曜日

【本当にあった怖い話】シマニョーロのフロント変速を救出せよ!

ハロー皆様
 
以前にもご報告しましたが、Cinelli Strato Faster 号の左側変速レバー(FD変速)が絶望的に重く、渾身の力を投入してアウターへの変速を行っているが、変速レバーが折れそう…。
 
なのであります。
 
Cinelli Strato Faster はシマニョーロで組んでいるので、
デュアルコントロールレバーは Campagnolo Chorus のエルゴパワー、
フロントディレーラーはシマノの ULTEGRA FD-6800 です。
 
あまりにもヒドイので、重い腰を上げて改善対策を検討します。
 
原因として想定したのは、

  1. シフトレバーとフロントディレーラーの相性が悪い。(あたりまえ)
  2. 取り付けやセッティングに問題があって本来の性能が発揮できていない。
  3. ケーブルラインに問題が発生している。

 
対策として洗い出したのは、

  1. デュアルコントロールレバーをシマノST-6800に交換する。
  2. フロントディレーラーをCampagnoloに変更する(Chorus は高価なので Athena とか?)
  3. フロントディレーラー FD-6800 の取り付け・セッティングを改善する。
  4. ケーブルラインに注油する。
  5. ケーブルライナーを交換する。
  6. インナーケーブルを交換する。

 
というところですが、費用、そして作業のメンドクサさから、状況を段階的に確認して、対策を逐次投入する。という計画を立案しました。
 
若干の資材確認と調達。


一応、GIZAのライナーの在庫が一本あるのですが、大事を取ってシマノ製のライナーをAmazon で追加発注。

しかし
最初MarketPlaceのお店にバラで発注したのですが、Prime表示なのにどこもなかなか発送してくれない…。
業を煮やして、キャンセルしてAmazon G.K.に発注。
(10本単位なんだけれども。Amazon あるある)

ギッシリ詰まっています(笑)

適価にてお頒けしますよ…

それでは作戦開始。
 
まず、チェーンを外してみました。

ぱっちん

この状態で変速レバーを操作してみて、やっぱり重ければケーブルラインに原因がある可能性が高い。という仮説です。
どうかな?
 

ググググググググ…!


めっちゃ重い! チェーンを外す前と全く変わらん…。
 
さては、やっぱりアレか…。
 
ハンガー(BB)下のケーブルの状況を見ると

フロント変速側のケーブルの様子がおかしい!

ライナーがなんだかグネグネしているし、その中でインナーケーブルが変色している?
まさかサビている??
 
ドラマに出てくる医者だったら

「どうしてこんなになるまで放っておいたんですか!?」

と言いそうな感じがします。
 
ウスウスは察していたんですが…。
 
こうなったら、ライナーとインナーケーブルを全摘して新しいものに交換するのが常道でしょう。
 
でもね。
インナーを替えるんだったら、バーテープも剥がさないといけないですよね。
バーテープ、割と最近変えたところなんだよなぁ…。
 
次はライナーだけ変えて様子を見る? そうする?
 
いずれにしても、いったんインナーケーブルを抜いてみよう。
 
すると…

(グロ画像注意)

ギャァァァァァァァ!


ケーブルライナーはこんなことになっていました!
インナーケーブルとの摩擦MAX!
 
なんと、インナーを引き抜こうと引っ張ってもたやすく抜けないという…。
 
その結果、変速のためシフトレバーを操作すると、ライナー内部でインナーが動くことができず、

ライナーごと引っ張られて強引に変速していた

ということが判明。
 
なんという恐ろしい…。そんなことって本当にあるんだ…。

とっ、とにかくライナーを交換しなくては!

ところが
ご覧の通り、新しく買ったシマノ製のライナーの方が、フレームに付属していたグロライナーよりも若干太い。
 
同じくフレームに付属しているケーブルガイドは Campagnolo 製と思われるのですが、シマノのライナーは太さが合わずどうしても通りません。

背に腹は代えられない…。
ということで、ガイドを通さずにライナー交換。

インナーケーブルはそのままで、変速の改善状況を確認します。
 

おおお! 普通に変速するっ!


特に超快適、ということはないのですが、シマニョーロなりに普通に変速します。

(とりあえず)良かった良かった。
 
次の機会に備えて、シマノ製のケーブルガイドを発注しておきましょうね。
シマノ同士だったら、きっとフィットするでしょう。

 ☆☆☆

この機会にもうひとつ。
FD-6800世代のシマノのフロントディレーラーは、アウターへの変速の際の性能を向上するために「サポートボルト」というものを使うようになっています。
このボルトをシートチューブに突き立てて、FDのプレートがチェーンを押した時に撓まないようにするものです。
 
しかし、フレームに余分な保護プレートを貼り付けたくなかったので

「つけなくても変わらないよね! たぶん!」


ということにして設定していませんでした。
おそらく、この状態で20,000kmぐらいは使ってきたと思います。
 
せっかくだから、ちゃんとやってみようかな(笑)

ついでなので、クランクも外してみました。
ならばさらに…。

いや、この脱線は別の記事にします。

 ☆☆☆

さて後日談


ハンガー(BB)下のケーブルガイドですが、Amazonで探したところ、なぜか最初はバカ高い並行輸入品ばかりがヒットして「?」となりました。

ようやくマトモな商品を見つけたら、今度は逆に安すぎて「まとめ買い対象商品」。
むむぅ。ヨドバシに発注してやりました。

箱がデカくて感動。

さっそく、シマノ製のライナーを通してみる。


ライナーが太くて入らない


不条理は、続く。
 
ではまた。


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2018年5月16日水曜日

田んぼの様子を見てくるライド2018初夏。そして峠を都合5つ賞味いたしました。

ハロー皆様
 
風薫る季節。皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
田んぼが気になるので見に行きます。
能勢・長谷地区の棚田には水が張られ、そろそろ田植えが始まる時期でしょう。
農作業のお邪魔をしないように、気をつけて見に行きましょう。

なお、才ノ神峠は本ブログの定める

カーボンホイールで行ってはいけない坂

に指定されているので、ZONDAを履いた Cinelli Experiece II世号で出かけます。
 
猪名川へはこの道で



紫合(ゆうだ)の交差点を右折して、
阿古谷を通る兵庫県道603号線を北上します。

阿古谷の冬の風物詩、寒天干し。
寒天干し場はすっかり片付けられているのかな。
冬は何月ごろからなのかな。と思って通りかかったところ
 

全開で寒天が干されていました。


いいのか?
寒天じゃなくて「温天」とか改称したらどうなのか。
(スミマセン…)
 
いつもの歴史街道トイレで休憩。


カイモリ坂、稲荷坂と越えます。

今年最初のホトトギスの声を聞きました。

では、今日のお愉しみ 長谷の棚田を抜けて才ノ神峠へ。


ここは、どの季節に来ても楽しい、大好きな道です。

とりわけ、このシーズンは格別。
  
才ノ神峠。
 
それでは、下りながらの棚田風景



(動画)

続きまして里山逍遥コース

里道を抜けて

浮峠へ。

苔の壁

こんな里道を通り

農道さえも通らせていただき

登りますのは暮坂峠。

暮坂VIEW。
 
この先のことは考えてこなかったので、「来夢」で給水しながら検討した結果
 
逢坂峠

坂井峠

塩谷峠

…をめぐって

(動画)

野間の大けやき。
今年もフクロウが来訪しています。

ラスト休憩。



今回のコース


ではまた。

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